イタリア映画『悪魔の墓場』(1974)から、霊安室のゾンビを制作。
ジョージ・A・ロメロの『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』(68)の影響を受けて製作されたカラー版ゾンビ映画。
無気味なゾンビとストレートな残酷描写が印象的な作品。
日本公開はロメロ作品より早かったらしい。 |
この映画『悪魔の墓場』には10体もゾンビは出てこない。しかし皆、何とも個性的なのだ。
その中でもこの包帯ゾンビは不気味で印象的だったので造形化してみました。
病院の霊安室の遺体。 解剖のため切開の跡がある。 名もないソンビなんだが存在感は圧倒的!
(2004年制作) |
病院の霊安室の遺体。解剖のため切開の跡がある。胸の傷は格闘の際、斧で削がれた。
大きな切開痕、毛深い胸毛に包帯と印象的な容姿をしている。 無気力な表情も不気味さを際ださせている。
造形で同じ不気味さを表現できるのか?それだけを考えて制作した。
結果、大満足な造形が完成した。如何でしょうか? |
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