ベースギター専門誌『ベース・マガジン』の表紙用造形を制作しました。最初にパーツのひとつになるベースギターから制作に入る。
楽器の大きさを基本にして造形を作る事にした。
資料としてミュージシャンの画像、音源をサンプルを頂いた。ワシはプリンス殿下贔屓だが、ヴィクターさんのサウンドも聴いていて実に心地いい。車で聴くなど、いつでもどこでもサウンドを聴くようにしていた。
3歳の次男は曲に合わせて踊るようになった。
誰も教えてないのに腰を振りリズムに乗っている。子供は素直に感じたまま動くのだが、
黒人っぽいリズムをきざんでいるので驚いた。教えてもいないのに。
 
頭部と頭髪は別パーツで制作。ドレッドヘヤーなのと褐色の肌の塗装は別パーツの方がよかろうと判断した。黒人の特長である丸く大きめの鼻、厚い唇など意識して制作。
今回は一番パーツの多い造形になったので分離した状態で硬化させた。 手が複数あるのがこの造形のポイントだが、同時にベースギターを持たせるのも考えて制作しなければならず、硬化後に削って微調整をおこなった。
<全高>17センチ (2005年制作)
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