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設定ではアトムの生みの親は天馬博士。亡くなった愛息・トビオの代わりとなるロボットを生み出したのがアトム。トビオに似は間違いない。
トビオという名前は日本人?(そんな名前の人は御目にかかったこともないが…)造形は日本人顔の子供が原型になります。
見た目は人間したいと考えていますがロボット的なメカニックな表現も必要です。このバランスどうするか?人間ではない動く人形…、ピノキオみたいなイメージで制作。
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アトムの特徴的な髪型、特に2本の角をどう表現するか?アニメや漫画とは違い立体にする場合、左右対称ではない角の配置を考えなくてはなりません。
結果として可動する構造を持った角ということにします。アトムが空を飛行するのことも考慮し、競輪選手の空気抵抗を抑えた形状の頭部にしました。
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球体関節人形、西洋の造形様式の人形のディテールも入れた。球体関節人形のイメージは”人に似た美しく静的な造形”。具体的には”死体”ような人形というイメージがあります。
透きとおるような白い肌の人形がそう思わせるのかもしれないですね。今までのワシの作品(粘土のプロレスなど)では表現してないイメージ。
造形としては球体関節的なディテールを”人とは違うもの”として表現しまいした。
(2003年制作)
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